カテゴリー: ウェブ制作
どこでもカラーミーやカゴだけMakeshop使えば商品ブランドサイトとかLPが作れるよ!って話①
ECサイトを作ろう!って思ったときに
多分最初にヒットするASPが、カラーミーとメイクショップだと思います。
あ、ちなみにASPというのは、
アプリケーション・サービス・プロバイダ
と言いまして、
簡単に言うと「アプリケーションが乗った状態で提供してもらえるサーバー」のことです。
カラーミーとかメイクショップって、申し込んだら、
カート機能・決済機能・マイページ(注文履歴とか)機能・商品登録機能・受注管理機能とか
ショッピングサイトを運営するにあたって必要なアプリケーションが
まるまる使えるようになりますよね。
ASPってのはそうゆうやつのことです。
普通にレンタルサーバー借りたら、サーバーだけですやん。
そこにプログラムを載せていくんですやん。
でもイチから全部自分らで作ってたら途方もない作業になるんですやん。
だからEC-cubeとかCakePHPとかの途中までできてるやつ(フレームワーク)を
土台に使いながらアプリ作って載せていくんですやん。
でもそれやっても工数かかりすぎて金額もかかりすぎて疲れるんですやん。
だから、そういうのまるっとレンタルで使わせてもらえるのが、
カラーミーとかメイクショップです。
それで、まぁそういったASPを使ってショッピングサイトをオープンしたとします。
実際お店の運営をはじめてみると、
たくさんある商品の中で、急激に人気出てきた商品があるぞ!
っていうのがあったとします。
そうすると、
これは力入れて売っていこ!
ほんでリピーターになってもらって、
他の商品も買ってもらえたら客単価アップできるんちゃう!?
ってなりますよね。
そこで「力入れて売っていく」方法として
まず思い浮かべるのが広告です。
売れてる→予算がつく→よし広告や!
非常に安直な発想です。
ここで、
ウェブ市場に疎い人がはじめてウェブ広告を出して陥りやすい例を
やきうのおにいちゃんを使って説明します。
彡(゚)(゚)「お!この商品うちのオンラインショップで調子ええやんけ!もっと宣伝したろ!」
彡(゚)(゚)「とりあえずバナー広告や!Googleディスプレイネットワークやったろ!」
彡(゚)(゚)「文字だけの広告もあるわ!リスティング広告ゆうねんな。それもやったろ!」
…数日後
彡(゚)(゚)「広告がクリックされまくって広告費がかさんできたンゴ…」
…さらに数日後
彡(゚)(゚)「思ったより売れてないンゴ………もうお金ないンゴ……」
…さらに数日後
(´・ω・`)「費用対効果、悪すぎじゃない? いいかげん予算垂れ流すのやめようよ。」
彡(゚)(゚)「………うぅ……なんでや……なんで売れんのや…」
こんな状態になります。
広告を打つだけでは、
なかなか効果はあがりません。
その広告に反応したユーザーにとって、
思てたんとちがう!っていうページにランディング(リンク)したら、離脱です。
必要な情報がそのランディング先のページになかったら、離脱です。
その広告に反応するユーザーが
どういう心理でクリックしたのか、
ランディングしたページの中で
どういう気持の変化を起こしたら、
狙いどおりの行動(購入・申し込み・問い合わせ)に移ってもらうことができるか。
そこをきっちり想定した上で、
そのユーザーにとって効果的な訴求をするということが大切です。
そういうわけで、
広告とその先のページをセットにして考えるのが、
『広告+ランディングページ』っていう施策です。
ランディングページってこういうやつです。
http://www.kmshinjuku.com/campaign/datsumo/
http://www.wacoal.jp/suhada/
http://www.yuskin.co.jp/yuskin_hana/
ひとつめの脱毛のやつが、典型的なランディングページと言いますか、
ランディングページらしいランディングページですね。
そのページ内で購入とか申し込みができるタイプのやつです。
ワコールのランディングページは、
そのブランドの良さが伝わったらOKよ!
っていうタイプのランディングページなので、
販路の広い大企業がやるタイプのランディングページですわ。
そのページで買えるようにしてたとしても、
結局ユーザーは価格の比較して、
同じ商品を安く買えるお店探しますから、
ここで購入の意思決定させなくても良いわけです。
3つ目のやつはブランドの認知拡大には適しています。
売上UPやキャンペーンへの誘導をするのであれば、少し訴求が弱いタイプです。
イラストの世界観からブランドイメージがわかって、
一番下のお客様の声まで読みました、
認知拡大がゴールであれば、
一番下までスクロールしてもらえれば、目的達成として良いでしょう。
これが、キャンペーンへの応募獲得が目的であるならば、
「キャンペーンに参加する」ボタンがないとNGです。
一番下までスクロールしたユーザーが、
サクッと次の行動に移れる要素があるのとないのとで、
応募数が大きく変わるでしょう。
また、売上UPが目的であるならば、
「お求めは全国のドラッグストアで」などと販売店リストつける、
あるいは「オンラインショップ」へ誘導する要素が必要でしょう。
で、ちょっと脱線しましたけども、
「ランディングページ」の性質として、
そのページの中にフォームがついてて購入・申し込みを完了できるタイプと
「ご購入はこちら」「お申し込みはこちら」ボタンで次のページに遷移するタイプで
成約件数が全然違ってきます。
これはもう絶対に違ってきます。
過去に手がけた案件でもことごとくそうでしたし、
全国のウェブ解析士さんたちからもそのように聞きますし、
ウェブ解析士講座の受講生さんから聞いてもそうです。
なので、
ECサイトで『広告+ランディングページ』っていう施策をするときに
重要視されるのが、
・購入用フォームをページ内に設置したい。
・それか、もしくはページの中に「カートに入れる」ボタンを設置したい。
ていうことです。
それを、ASPを使いながら実現させられるのが、
表題の、
「どこでもカラーミー」と「カゴだけMakeshop」なわけです。
ふぅ…長くなったので、続きは次回
2016.10.08